院長のコラム

捻挫は冷やす?温める?

勝手ながら以下の期間、当院のお盆休みとさせて頂きます。

8月15日(木)から18日(日)まで。

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

 

今年は例年に増して猛暑が続きますね。

みなさん、こまめに水分補給をし、熱中症には十分気をつけてください。

 

さて、みなさまも一度くらい経験があるかもしれません、捻挫というケガについてです。

そもそも捻挫とは、関節の骨と骨をつなぐ「靭帯」という軟部組織の損傷のことをいいます。

足首が代表的な例ですが、肩、手首、肘、膝、指などほとんどの関節でおこりえます。

捻挫と聞くと軽いケガのように思いがちですが、重度になると骨折や脱臼より長引いてしまう場合もあります。

したがって適切な処置が必要になります。

 

「捻挫」をした場合どうすればよいでしょうか。

もちろんすぐに医療機関へ行ければ良いでしょうが、なかなかそうはいきませんし、医療機関へ行くまでの応急処置が必要となります。

 

まず、直後は冷やしましょう。スポーツによる捻挫など、外出時には冷やすための氷などが手元にないかもしれません。

コンビニなどで買ってこられる場合は急いで買いに行ってもらいましょう。

 

冷却は受傷後、早ければ早いほうが良いです。出来れば10分以内に冷やせれば効果的です。

受傷直後は、内出血がおこり腫れがどんどん出てくる期間だからです。

この期間に冷却できれば内出血も抑えられ、ケガの治りも早くなる場合もあります。

 

他は荷重は避け安静にすることはもちろんですが、包帯やテーピングで固定、圧迫できればなおよいでしょう。

 

それから冷却についてですが、ケガの部位や程度にもよりますが、あまりいつまでも冷やすと逆効果の場合もあります。

基本的には受傷当日でとどめることです。

あとは、内出血を吸収させ、靭帯の治癒を促すため逆に温めていきます。

当院でも場合によっては当日から温めていく場合もあります。

 

軽い捻挫と思ってもなかなか治らなかったり、骨折や脱臼であったりという場合もあります。

ご自身で判断せず、まず病院や整骨院を受診されることをおすすめします。

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