院長のコラム

坐骨神経痛について知っておきましょう

今年は思いのほか早く梅雨入りしましたね。この時期は寒暖差があり湿度も上がるので気分も湿ってしまいがち。

十分な睡眠、栄養をとって体調を崩さないように気をつけてください。

また梅雨時期には関節痛などを訴える方も多くなってきます。これは湿度ではなく気圧の変化によるものだと思われます。

さて皆さま、「坐骨神経痛」という言葉はご存知でしょうか?この言葉ぐらいは聞いたことがあるとはおもいます。

症状としては片方の坐骨神経の走行に沿い、臀部から太ももやふくらはぎの後面に痛みやシビレがでるものです。

場合によっては、つま先にまで症状がでます。同時に腰痛が起こる場合も多いです。

よく勘違いされてますが「坐骨神経痛」とは病名ではなく、あくまで症状名だという事です。

つまり、例えば「咳(せき)」は症状名ですが、原因となる病名は、「風邪」「インフルエンザ」「気管支炎」「喘息」「結核」など様々です。なので一口に「坐骨神経痛」といっても様々な原因が考えられます。

「椎間板ヘルニア」「脊椎管狭窄症」「梨状筋症候群」などが代表的なものですが、このような原因がなくても症状が出る場合がもありますので、病院で検査を受けても「異常なし」言われることも多いようです。

このようなケースは電気療法、手技療法などの物理療法が効果的であると考えます。

また原因にもよりますが、この症状が出た場合、イスに座るなどの同姿勢を長時間するのは極力避けましょう。また、重いものを持つなど腰や足に大きな負荷をかけないようにしましょう。

ですが、必ずしも安静が必要とは限りません。散歩など軽い運動で筋肉を動かすことで症状軽減することもありますので、専門家の指導のもと無理のないよう行ってください

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